金胡麻

よくつかわれる胡麻ですが、仕事柄業務用の1Kg袋を取り扱っていましてお客さんから「炒り胡麻持ってきて~」とか「すりごま持ってきて~」とご注文頂くことがあります。中には風味が良いと「金胡麻を持ってきて」とのリクエストもあります。ただ、たまに「金胡麻があるのだから銀ゴマもあるの?」という問い合わせあったりしますがタレとかではないので説明して理解頂くこともあります。又、「国産の胡麻はあるか?」と学校関係者から問い合わせを受けたりしますがこれまた価格と流通量を説明、報告して理解頂かねばならないこともあったりします

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これは金胡麻です。原産地はトルコで、胡麻そのもののほとんどが輸入でして、財務省貿易統計によると輸入は16万トン、それに対し国内生産量は200トンと流通量に占める国産は1.25%しかないのが現状なのです。ですから国産品は価格もそうですし流通量が少ないため学校給食等ではその点理解頂いています。又、その胡麻の主な産地は鹿児島県喜界島で生産され、8~9月の収穫時期には集落内周辺には胡麻の天日干しの「セサミストリート(胡麻道路)」が出現するそうです(参考:ウィキペディア)。

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これはケンコーと言うメーカーさんのドレッシングです。他の食材で通販などではよく「国産にんにく」とか「国内で大切にそだれられた」などがアピールされていますがこのゴマに関しては胡麻のサプリとかいろんなもの、そのほとんどが国産とはうたっていない(もちろん一部国産使用のメーカーもある)のが現状です。胡麻と言ったらなんとなく和食・中華のイメージがありますが、ギリシャでは胡麻をまぶしたパン「クルーリー」トルコではシミット」などと呼ばれて親しまれています。ヨーロッパでは白ゴマが主流らしく世界各地ではその用途、好み(?)によって様々ですね。でもこのゴマ、輸入と言う事で1Kg千円も出せばおつりが来ますし健康にも良く調理の幅も広いことなどから個人的にも摂取されては如何と思っています。過去胡麻にまつわる言い方も数ありますが「ごまかす」などもその語源にかかわっているとも聞いていますし「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほどでるものなり」と今の農協関係者が聞いたら怒鳴ってこられそうな言葉も過去ありました(享保の改革終期・勘定奉行・神尾春央の言葉とされている)。そういった負の言葉は過去であり今は体に良い代名詞にもなっていると思うと胡麻一つでいろんなイメージもわくものです。

Filed under: 業界こぼれ話 — admin 13:20:13  コメント (0)